bizwoman
働く女性を幸せにするメルマガ『bizMag』(vol.16)
2007/3/26
発行者からのメッセージ
bizMag第16号は、現在「NPO法人アジアの新しい風」の理事・事務局長を務める上高子さんのインタビュー記事です。前半は、上さんの経歴と、アメリカ滞在中に出会った「ハッピーミディアム」という言葉についてお伺いした内容をご紹介します。
Today's bizwoman
『ハッピーミディアムをあきらめないで』
「NPO法人アジアの新しい風」理事・事務局長
丹波新聞客員記者 日本語教師
上 高子さん
日本航空のグランドホステス、日本語教師を経て現在は「NPO法人アジアの新しい風」の理事・事務局長を務める。
著書に「子育てのあとアメリカがあった
「井戸と大海~ハッピーミディアムをあきらめない~」
がある。


『NPO法人アジアの新しい風』ホームページ
http://www.npo-asia.org/index.html
インタビュー
千景:今日はインタビューを受けて下さりありがとうございます。また、ご自宅に招いてくださりどうもありがとうございます。
お夕食まで頂いて恐縮です。
上:かまいませんよ。
私自身も、畑瀬さんと似たお仕事をしていて、地方紙の嘱託記者として、私の故郷である丹波出身の在京の人たちをインタビューするような仕事もしているのですよ。
千景:そうなのですか!
上さんはNPO法人の理事も務めておられるとお聞きしました。簡単に今までの経緯を教えていただけますか?
上:私は23年間、日本航空でグランドホステスをやっていました。 昔から、異文化と触れ合うことが好きだったのです。
千景:私も、海外は好きですよ!
新しいものと出会うことで見識を広げられますし、それと同時に日本に対する理解も深まりますよね。
上:私は、母が帰国子女だったこともあり、もともと外国人とのお付き合いが多かったことも理由の一つにありますね。
私が仕事を続ける上では、やはり夫の存在が大きかったと思います。
当時は女性は結婚したら仕事を辞めて当然という雰囲気がありましたけれど、
私の夫は逆に、「君は仕事をしている方が良い」と言ってくれました。
千景:当時にしては珍しい考えを持つ男性だったのですね。
上:人事の面接では、よく「理解のある旦那様ですね。」と言われましたね。ですが、私はちょっと違うと思っていました。
私が彼を説得して自分の我侭で働きにでていたのではなく、彼が私は働いていた方が良いと言ってくれたのです。
千景:確かにニュアンスによっては良い気分がするものではないかもしれませんね。
上さんご夫妻に関しては色々なところで「理想の夫婦」だとのお噂を伺います。
上:夫には本当に感謝しています。カウンセラーでもある夫は、私がアメリカへ行くというときも反対せずにむしろ応援してくれました。
千景:お二人の間に信頼関係がある証拠なのでしょうね。
先ほど上さんが書かれた「井戸と大海~ハッピーミディアムをあきらめない~」を読ませていただきましたが、上さんがアメリカに行っていたときに旦那様に宛てて書かれた手紙について触れられていましたね。長年勤めた会社を辞め、アメリカ行きを決意した経緯を教えて下さいますか?
上:実は、私は45歳の時に、「何か他の事がやりたい」と思い、早期退職制度を利用して会社を辞めました。もともと好奇心が旺盛な性格だったのもありますが、その時、外国人に日本語を教えるという仕事に興味を持ったのです。
それで日本語教師の資格を取り、50歳でアメリカに行くことになりました。
千景:一大決心ですね。すごいバイタリティです。
上:アメリカでは一つの大きなキーワードに出会いました。それは「ハッピーミディアム」です。
「ハッピーミディアム」とは、相対する事柄について、「両方がハッピーになる中立点」ということです。
これは自分自身の生き方にも、人との関係においても、日本と外国の間にも当てはまることだと思います。
千景:英語らしからぬ表現ですね。
「ハッピーミディアム」は、仕事と家庭の両立を目指すbizwomanにも当てはまる言葉だと思います。
いい言葉ですね。
上:この言葉は後に設立した「アジアの新しい風」のキーワード「多文化共生」にもつながる言葉だと思います。「あれか、これか」ではなく、「あれもこれも両立する形」、「共生」ですね。
千景:全ての経験が今に生かされていますね。
「アジアの新しい風」では具体的にはどの様な活動をされているのですか?
上:日本語教師の派遣や、会員同士でメールのやり取り、異文化交流の勉強会などをやっています。
千景:私も一度アジアから来た留学生に日本語を教えていたことがありますが、教える立場から様々な学びがありました。
上:そうですね。日本語を教える側からしても、改めて日本語について興味を持ち理解を深めることにつながりますし、外国と考えや習慣の違いに気づかされたり、また各文化は相対的で優劣はないということを認識するようになります。
会員の人たちにはそういう経験をしてもらいたいなと思っています。
千景:双方にとって意味のある、やりがいのある活動ですね。
上さんは、自分の興味に素直に向かっていくことで、こういう天職にたどり着かれたのではないかという気がします。
編集後記
グランドホステス、日本語教師、NPO法人理事・事務局長、新聞記者と多彩な経歴を持つ上さん。まさに「ハッピーミディアム」という言葉がぴったりの女性だと思います。次回は、上さんの子育てについて、そしてまだまだ広がる上さんの今後の夢についてです!
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2007年3月26日 bizwoman編集責任者:畑瀬千景
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