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働く女性を幸せにするメルマガ『bizMag』(vol.39)
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2008/10/6
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| 発行者からのメッセージ |
![]() bizMag第39号は、前回に引き続き、株式会社ワークライフバランスの小室さんの特集です。 青山学院大学講座「文学部と現代社会」での講演の後に、bizwoman読者に向けて小室さんご自身のワークライフバランスについて伺った内容をお届けします! |
| Today's bizwoman |
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『「ライフ」と「ワーク」は相乗効果の関係にあるんです。』
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株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役
小室 淑恵さん
1975年東京生まれ。
資生堂に入社、インターネットを利用した育児休業者の職場復帰支援サービス事業を立ち上げ注目される。 資生堂を退社後、06年7月に株式会社ワーク・ライフバランス(http://www.work-life-b.com/)を設立。 育児休業者、介護休業者、うつ病などによる休業者の職場復帰プログラム「armo(アルモ)」の提供のほか、業務の効率化や働き方の改革・残業削減などワーク・ライフバランスに関する幅広いコンサルティングを多くの企業に提供している。 内閣府「仕事と生活の調和連携推進・評価部会」など数多くの委員も担う。 私生活では03年に結婚し、06年4月に第一子を出産した。 著書に 「新しい人事戦略 ワークライフバランス−考え方と導入法−」(日本能率協会マネジメントセンター)、 『キャリアも恋も手に入れる、あなたが輝く働き方』(ダイヤモンド社)、 『結果を出して定時に帰る時間術』(成美堂出版) などがある。 |
| インタビュー |
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千景:ワーク・ライフバランスについて、講演ではお伺いしましたが、小室さんご自身について少しお聞かせください。
資生堂時代も企業内新規事業の企画などを行っていた小室さんが、ついに起業に踏み切ったのには、どういったきっかけがあったのですか? 小室さん:ワーク・ライフバランスのコンサルティングサービスは、企業にとって、これからどんどん必要になるということは感じていましたので、スピード感を持って立ち上げることが必要だったから、というのが一番大きいですね。また、資生堂という大きな肩書の中で、守られている分、できることも限られているという面もありましたね。
千景:大きな決断でしたね。
会社員時代と起業後の一番大きな変化は何ですか? 小室さん:子どもを育てながら一緒に出社して、といった働き方は起業したからこそだなと、今となっては思います。就業規則からなにから、既存の企業にはなかった新しいものを一つ一つ創りだしていくことができる面白さがあります。
千景:起業を決意後に妊娠されていることが分かった時はとても動揺された、と仰っていましたが、起業したからこそ実現できた両立だった部分もあるのですね。
小室さん:最初は動揺しましたが、今では、自分の妊娠は、逆にワーク・ライフバランスを提唱するにあたって当事者の気持ちが分かるという点でとてもポジティブにとらえています。
千景:仕事をする上で、女性ならではの成功のポイントというのは何かありますか?
小室さん:今、もっとも求められている消費者の視点を自然に持っているという点ですね。
肩の力を抜いて、自分の楽しみたいおしゃれや、エステ・ネイルなど、女性としての私生活そのものを思い切り楽しむことが、仕事へのヒントにもなり、かつストレスを発散しながら行き詰らずに仕事ができるという良さがあると思います。 千景:バリバリと働きながらも美しく女性らしさを大事にする小室さんらしいコメントですね。
今後は、どういった事業展開をしていきたいとお考えですか? 小室さん:日本国中にワーク・ライフバランスのコンサルタントを養成して、日本の企業にワーク・ライフバランスをもっと広げていきたいですね。そう考えていたら、つい先日、厚生労働省から、ワーク・ライフバランスのアドバイザーを養成する予算が組まれたと発表があったんですよ。非常に追い風を感じますね。
千景:小室さんの様に仕事と私生活を充実させながら、素敵に働く女性が増えることを私も願っています。
最後に、現在働いていて、今後育児と仕事の両立などの不安を抱えている女性に対して、何かアドバイス・激励の言葉をお願いします。 小室さん:ワークとライフは、つい二者択一だとか天秤にかけるものだとか思ってしまいがちですが、そうではなくて相乗効果の関係だということを一番伝えたいと思います。
仕事をしているから子どもがかわいそう、子どもがいるから仕事を全力でできない、そんな風に、自分の時間を職場と家庭で取り合うような感覚に陥ってしまうと、 どちらをやっていても中途半端な気がして苦しくなってしまいます。 私ももちろん、そんな風に思っていた時期もあり、とても苦しみました。 千景:今ではこんなに理想的なワーク・ライフバランスを実現している小室さんご自身も、苦しんだ経験があるのですね。
小室さん:でも今では、仕事を通して自分は成長できている、そして家に帰ると思い通りにならない息子がいて(笑)、
だからこそ、そこでまた成長できる、私は成長する場を2つ持っていると思えるようになりました。
息子を世話するうちに、「怒っちゃだめだ、何もならない」と自分を抑えるようにもなりました。 むしろ、褒めた時にいちばん相手は動いてくれるという普遍的な真理に気づいて(笑)、社員を良く褒めるようになりました。 そうしたらすごく社員も成長して驚きましたね。人が育つことへの喜びが増してくるのを感じています。 ライフがあるからこそ、心も身体も健康になって、外部と交流し自己研鑽できる。 家庭や私生活が充実すれば人脈・アイディア・スキルが得られて結果的に仕事の質と効率が高まる。 これがワークライフバランスの本質です。 始まりはいつもライフから。ライフが充実していないとワークも充実しません。 一人ひとりがロールモデルとなり、一緒にワークライフバランス社会を作っていけるといいですね。 千景:ワークとライフそれぞれを学びの場ととらえれば、こんなに素敵なことはないですね。
今日は、とても前向きになれるお話をありがとうございました! |
| 編集後記 |
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スーパーウーマンの様に見える小室さんも、ワーク・ライフバランスに悩んだ経験があり、その中で見つけた「ワーク」と「ライフ」の相乗効果の関係のお話はとても説得力がありますね。
仕事と私生活を区別して考えるのではなく、相互に生かし合う関係、と捉えると、それぞれをもっと楽しむことができるかもしれませんね! |
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